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京烏 絵師 冬奇展
期間:2020年8月3日~31日
月曜日~土曜日 10時~17時
休館日 ・日曜日・祝日・その他(8/8、8/13、8/14、8/15、8/16、8/26)
美人画、アマビエ、龍等、Instagram掲載の原画を販売します。
短冊や色紙サイズでのご用意となります。
絵師とは
絵画の専門家、絵を描く技能に長けた技能者あるいはその仕事をする職人である。
近世、幕府・諸大名などに召し抱えられていた御用絵師に対して、町にあって絵をかくことを職業とした。
京町絵師 冬奇
1974年、神奈川県生まれ。京都芸術短期大学(現・京都造形大学)日本画科で日本画を学んだ後、手描き友禅染の工房に入社。和装の伝統技術の研鑽を積む。2003年からは手描きTシャツ制作や公募展出品、店舗内装など、独自の制作活動も開始。和装文化や日本画や手描き友禅などの伝統技術に独自の感性を融合させた作品を手がける。
京都知新(動画あり) https://www.kyoto-chishin.com/tv/2019/06_02.html
個展 開催にあたって
数年前、京都の職人さんの団体が主催する催事で冬奇さんに出会った。
絵の持つパワーがそうさせたのか、近づきがたい独特のオーラと口調。
どちらかと言えば自分にとっては苦手なタイプだった。
しかし何度かご縁でお酒をご一緒する機会があり、話をしているうちに近づき難く感じていた壁は少しずつ無くなっていった。
そして、祇園時代のギャラリーバー京烏に、冬奇さんがお酒を飲みに来てくれた時の事。
『俺は町絵師だから、絵師はお客さんの望むものを描いて、絵を通じて京の町を活性化したいんだ』と。
自分は自分の作品や作風を売る『作家』ではなく、客が望むものを絵として表現して提案する『町絵師』であり『職人』であると。
最初に絵を見て冬奇さんに感じた『作家』の様なエネルギーは、お客さんの希望のイメージを
最大限に引き出せる力が絵から滲み出たものなのだと今は思う。
繋がりを通じてモノづくりを活性化させたい自分と、絵を通じて産業を活性化させたい想いの冬奇さん。
町絵師 冬奇さんの力や考え方を実際に見てもらいたい、そしてその力を建築やプロダクト、アート等、あらゆる場面で必要とする人に繋げたいという想いがあり、個展開催に至った。
今回は冬奇さんのinstagramにアップされている『原画』を展示しておりご購入頂けます。
そして『絵師 冬奇』をより深く知ってもらう事に重点を於いていますので、これまでに手掛けたプロダクト等についても一部展示させていただきます。
仕事の依頼のご相談も可能です。是非、足をお運びくださいませ。
お問い合わせ 075-351-6089